テントは古来より遊牧民の移動式住居や、軍隊の野営手段として使われてきました。
19世紀に入るとヨーロッパ諸国は海外遠征を行いはじめ、また 南極探索などが盛んになるにつれ、テントの様相も次第に変化していきました。
19世紀後半になると、野外で生活することに教育的な意味を認めるようになり、 自然と親しむ、あるいは集団生活を経験させるために学校の一環としてキャンプが行われ、 テントも今の形に近づいていくのでした。